前田海産について

前田海産について

 韓国伝来の辛子明太子が初めて入ってきた発祥の地・下関。その下関にて前田海産は、明太子専門業として は日本で最初に株式会社化されたメーカーとなります(1964年に法人登記)。 前身である前田商店創業からわずか3年での 出来事でした。1964年は東京オリンピック開催 に沸き、日本に初めて新幹線(東京-大阪間) が開通した年でもあります。当時、食料を含めた 様々な物資はまだ貨車で運ばれる時代であり、 往年の築地魚市場にも貨車が直接乗り入れて いた時代がありました。現在の築地魚市場にも その名残りが残っています。 当時唯一の食の流通・普及の場所であった各地 の魚市場を通じて、前田海産は日本に馴染みの なかった辛子明太子を全国に普及させていきました。当時魚市場では屋号でメーカー(荷主という)を呼び、前田海産は屋号であるマルイチと呼 ばれていました。これらは今も脈々と受け継がれ、築地を中心とした全国の魚市場で現在でも前田 海産はマルイチの呼び名で親しまれています。



社長

 


主な受賞歴

1980年
辛子明太子「金印」が明太子業界初の農林水産大臣賞を受賞。
1988年
「明太子のたまり漬」が第一回山口県特産品振興奨励賞を受賞。
「明太子のたまり漬」が水産庁長官賞を受賞。
2004年
天然着色明太子「自然のやさしさを」が下関市長賞を受賞。
2005年
天然着色「明太子のたまり漬」が水産庁長官賞を受賞。